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株式会社インフォネット4444

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情報・通信業

ONE STOP SERVICE

日下部拓也氏:本日はお忙しい中、株式会社インフォネットの第2四半期決算説明会にご来場いただき、誠にありがとうございます。

まず、我々のお話について今一度おさらいしたいと思います。当社はお客さまに対してWebサイトをベースにサービスを提供しており、Webサイトを管理するCMS(コンテンツマネジメントシステム)も自社開発のものを用い、Webサイトの開発から運用まで一貫して提供するサービスを展開しています。

Webサイトは通常では、広告代理店、制作会社、サーバー会社などのように分業で提供していますが、当社では調査・分析といった、いわゆるコンサルティングの部分から、Webサイト制作、制作後の運用サポートまで一貫して提供しているところが優位性における特徴の一つだと考えています。

1. 私たちの社会的使命

私たちの社会的使命です。我々は創業以来、Webサイトを継続して提供する中で、今の社会においてお客さまの価値、課題をWebサイトによりどんどん解決していく思いを込めて、「コーポレートサイトをプラットフォームとしたWebマーケティング、DX戦略を総合的に支援し、顧客が目指す成果を創出すること」が、社会的使命であると考えています。

1. グループ概要

グループ概要です。スライドに記載のとおり、2021年9月末現在で従業員数は単体で100名、アイアクト社を含めた連結では142名となっており、このサイズ感で事業展開を行っています。また、東京本社は大手町にありますが、それ以外の開発拠点として、福井支社、佐賀支社を有しているとともに、昨年は大阪支社を開設しており、営業拠点も展開を広げていくかたちで進めています。

1. 顧客のマーケティング課題をWEB技術でトータルサポートする infoNetグループのソリューション領域と顧客ニーズ

スライドには我々が提供しているサービスを図で示しています。円グラフの左側(セールステック)がいわゆる顧客が売上を伸ばすためのサービス展開の部分で、右側(業務改善DX)がWebを用いた業務改善の部分を示しており、このような内容でサービス展開を実施しています。円グラフの欄外のところには各々のサービス名を記載しています。

1. WEBマーケティング総合支援に向けたソリューション拡大のあゆみ

当社のこれまでのあゆみについてです。当期展開している2021年については、スライド右側をご覧ください。第2四半期は「6年連続シェアナンバー1(SaaS型CMS市場)」および「『第11回Web&デジタルマーケティングEXPO秋』出展」を行っています。

2. 2022年3月期 第2四半期 TOPICS①

2022年3月期第2四半期のトピックスです。先ほどもお伝えしましたが、おかげさまで今期もシェアナンバー1(SaaS型CMS市場)という評価をいただいています。

2. 2022年3月期 第2四半期 TOPICS②

また、我々が毎年出展している「Japan IT Week秋2021『Web&デジタルマーケティングEXPO秋』」に今年も出展しました。2021年10月27日から10月29日に行われたイベントで、今期に関しては、昨年の秋と比べて規模を縮小しておりましたが、ご来場いただいた顧客数は昨年と同じ程度という印象で、堅調に展開されていると考えています。

3. ワンストップサービスによる当社の収益構造

当社の特徴的な収益構造についてです。我々はWebサイトを構築した後、Webサイトを運用しますが、CMSというシステムを提供しています。

Webサイトをご利用いただくにあたって、CMSを利用することが前提になるため、我々が提供する顧客数が増えるほどCMSの利用料が増えてくるかたちになっています。我々がうたっている月額利用収益はここに該当するものであり、これがどんどん積み上がることで収益基盤を作り上げていく構造となっています。

3.2022年3月期 第2四半期決算概況①

2022年3月期第2四半期の概況についてご説明します。主にお伝えしたい部分は、スライドに記載しています。Web/CMSに関しては、昨年は単体のみのところを今期は連結となりますが、昨年比では、連結の効果もあり売上高がプラス3億2,088万9,000円となり、前期比で186.2パーセントとなっています。インフォネット単体でもプラス4,006万6,000円、前期比110.8パーセントで推移しています。

4月からAI関連事業にはアイアクト(IACT)がジョインしております。そちらのAI事業が主になりますが、昨年比連結でプラス約7,300万円、1461.3パーセントの伸びです。一方でインフォネット単体としては、マイナス163万5,000円、前期比で69.8パーセントと多少の減が生じています。

3.2022年3月期 第2四半期決算概況②

フロー収益(受託開発)とストック収益(月額収益)ですが、フロー収益は受託開発でいただく部分で、ストック収益が先ほどお伝えした、サブスクリプションの月額収益の部分とご認識ください。

受託開発とフロー収益は昨年は単体だったため、連結の効果もあり、売上高がプラス約2億2,400万円、前期比で222.4パーセントの伸びで、インフォネット単体ではプラス約880万円、昨年比は約104パーセントの増収です。ストック収益も連結の効果があり、売上高プラス約1億7,000万円、前期比187.5パーセント、インフォネット単体ではプラス約2,962万円、こちらも前期比では115.3パーセントの伸びとなっています。

3.2022年3月期 第2四半期決算概況③

おのおのの指標について細かく言及しますが、まず、売上高全体としてはプラス3億9,455万5,000円で、内訳はスライドに示したとおりです。インフォネット単体では110.2パーセント、連結を含めると204.5パーセントで緑色の部分が連結の効果での伸びになります。

3.2022年3月期 第2四半期決算概況④

ストック(月額収益)とフロー(受託開発収益)の内訳は、単体や連結という表記ではなく連結全体とご認識ください。スライドの図の下側がストック収益、上側がフロー収益です。ストック収益はプラス約1億6,900万円、前期比187.5パーセントで、フロー収益はプラス約2億2,400万円、前期比222.4パーセントで推移しています。

3.2022年3月期 第2四半期決算概況 WEB/CMS

ストック収益の実績は、グループ全体としてプラス約1億3,400万円、連結の効果で前期比170.2パーセントです。こちらはインフォネット単体でもプラス約2,945万円で、堅調に推移しているという所感を持っています。スライドにお示ししていますが、こちらも緑側の部分が連結の効果で約1億400万円が上積みされていると考えております。

3.2022年3月期 第2四半期決算概況 AI

ストック収益のAIですが、スライドを見ていただけると顕著と思いますが、連結の効果でプラス約3,544万4,000円です。アイアクト社が連結対象となり、「Cogmoシリーズ」という特徴的なチャットボット、AIシステムが堅調に推移しています。

3.2022年3月期 第2四半期決算概況⑤

ストック収益請求社数推移です。スライドのブルーの部分が単体で、2020年3月期第2四半期が368社、2021年3月期第2四半期が367社に対し、今期である2022年3月期第2四半期は10社ほど伸びて377社です。そこに連結の効果としてスライドのグリーンの部分にアイアクト社の顧客が57社オンされ、全体では434社になりました。

また、もともと昨年連結対象だったスプレッドシステムズを今期4月に吸収合併したため、ストック収益には、そのSESも含まれるかたちになっています。

3.2022年3月期 第2四半期決算概況⑥

続きまして、受託開発受注高の実績についてお話します。受託開発受注高実績は、グループ全体でプラス3億1,071万6,000円で、連結の効果もあり246.1パーセントの推移です。こちらもスライドのブルーの部分がインフォネット単体で、グリーンの部分が連結の効果、つまりアイアクト社をオンした部分です。

決算修正の話にも絡んできますが、昨年比ではインフォネット単体で第2四半期自体に若干のビハインドが出ていますが、通期で見ると、累計は堅調に推移していると考えています。

3.2022年3月期 第2四半期決算概況⑦

受託開発納品件数実績(QtoQ)もスライドのブルーの部分が当社インフォネット単体で、グリーンの部分が連結の効果です。グループ全体では連結の効果もありプラス228件、前期比228.8パーセント、インフォネット単体ではプラス23件の増加です。

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